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日本と台湾の働き方の違いについて【職場編】

2021年8月19日

こんにちは!てげゴリです。
暑くなってきましたね!

今回のテーマは、長期出張で感じた日本と台湾の働き方の違いについてです。

この記事では、台湾で働こうと思っている人に向けて書いています。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

この記事で分かること

・筆者の体験談から台湾の職場雰囲気が分かります。
・台湾の職場のよかった点、悪かった点が分かります。

では、さっそく書いていきますよ。

台湾のどこで働いていたのか?

出張先は台湾の台北新竹(タイペイシンチュウ)、高雄(ガオシオン)です。

私自身は、モーターを組み立てる装置の設計していました。
(昔、ミニ四駆のモータで有名な会社です。)

装置を作る会社が台湾だったため、台湾で装置を組み立て出荷する仕事をしていました。

台湾の現地民と一緒に仕事をする機会が多かったです。

台湾で働いて考え方が変わりました。

台湾で働いて思ったことは、

日本にない良さを持っている点でした。

 

日本と台湾は違うなと感じました。

台湾で働いて感じた良かったこと

台湾の職場で働いて感じた良かった点を書いていきますね。


人当たりがよい

台湾人は優しく親切な人が多いことです。

困った時に相談しやすく仕事がやりやすかったですね。

筆者が台湾語を話せない時に、相手から親身になって理解してくれようという姿勢が伝わります。
困った姿を察して、相手から声をかけてくれます。
親切な方が多く優しい人が多いなと感じました。

意外に困るのが生活面で、夜の食事です。
業務外なのに美味しい店に連れてくれお世話になってました。

夜中、ホテルで寝ていたら
突然、ノックが鳴り響き恐る恐る開けたら

なんと、職場の台湾人で、

屋台で買った食べ物とマンゴーの差し出され
近くに寄ったから食べてと顔で手渡しでくれました。

こんなこともたまにあります。

打ち解けやすい

日本の文化が浸透しているのか会話に取り入れると打ち解けやすいことです。
アニメ、漫画、音楽あたりが話しやすいです。

実際、お世話になったのが、ドラゴンボール話題ですね。
カメハメ波!のポーズだけでも笑ってくれましたから。

ただし、和訳と台湾訳タイトルが違うので注意が必要です。
台湾では「七龍球」(チーロンジュ)のタイトルで、ドラゴンボールでは通じないので注意です。

音楽だとWANDSの上杉昇さんですね。
台湾ではスラムダンクが流行っており、「世界が終わるまでは」が有名です。
台湾コンサートにも来ていたので馴染みが深いのかと。

また、ショッピングモールに行くと

ガンダムが勢揃いで品数よい。。

日本のアキバのヨドバシカメラのより品揃えいいんじゃないかと思えるくらい
沢山ありましたね。

日本文化が浸透しているので共通の話題を取り入れると打ち解けやすいですよ。

楽しく仕事ができる


喋りながら楽しく仕事をするのが台湾の職場の特徴です。

笑い声が絶えず聞こえていて楽しく仕事をしています。

陽気な人が多い印象が。

少しうるさいかなと思える時もありますが、明るい雰囲気で仕事するのは楽しいですね。

定時で帰れる

台湾の職場は定時で帰れます。
チャイムがなった途端に人が一斉に帰ります。
(私も右にならえで帰ってましたが。。)

日本だと今の状況を考えろ!と
怒られてしまいますがね。。

労働時間がハッキリ決まっていて帰りやすいです。

はっきり意見が言える

上司にハッキリ意見が言える環境がいいですね。

文化なのか台湾人は、はっきり意見を言っていました。
上司もその言葉を受け止めて、部下と一緒に問題を解決します。

日本だと言いづらい職場ってありますよね。
上司に間違っていなくても意見を言うとムッとされることがありますから。

日本でも言いやすい環境作りを取り入れれば仕事がやりやすいのかなと。

役割がはっきりしている

役割がはっきりしている点です。
任されたこと以外はやらなくて良いとはっきり言えるのは良いですね。
あと、誰に頼めばいいか分かりやすい点が良いですね。

日本だと役割が曖昧すぎて雑用を押し付けられるケースがあるのかなと。
あと、役割が多すぎて何をやっている人か分からない時がありますから。

すぐに決めて行動する

すぐに決めて行動する点は良かったです。
間違いを恐れないのか言ったことをすぐに行動します。

例えば、設計の不備があった時に、出来ることはすぐに対策を行います。

日本だとリスクを恐れるのか、議論を長々と行い行動に移すのが遅いですよね。
結果、やってみたら出来なかったことが多かったです。

製造現場だと納期が決まっているので、即断即決の方法は助かりました。

細かい指示がない

台湾の職場では細かい指示しなくても行動するので助かります。
特に忙しい時は、ストレスなく仕事が出来るので作業がスムーズに進みました。

日本人は細かい指示の人が多いのかと感じます。
丁寧という点でいいのですが、時間がかかりすぎて作業出来ないです。

台風で休める

台風が発生したら会社を休めます。
台湾で決まっている風習なのか会社が休みにします。
有給を使わなくて休める点はいいですね。

日本だと曖昧だなと感じます。
台風が来ていても列車が止まらない限り、通勤しないといけません。
会社の指示があるまで待たないといけないので面倒です。

有給を使って会社を休む人も多いのではないのでしょうか?

台湾の職場で働いて悪いと感じた点

どこにいてもそうですが、良い点もあれば悪い点も見えてくる。

台湾の職場で、ここは悪かったかなと感じたことを書いていきます。

約束がルーズのところ

約束がルーズで納期が遅れてしまいました。

事例として、装置で出来上がっているものがありませんでした。
出張前に出来ていると、予定の確認はとってたんですがね。。

現場に行くと装置がないんです...。

現地の人に問いただすと、仕方ないよくあることだとですまされました。
日本では考えられないことだと感じましたね。
(ちゃんとフォローはしていただきました。)

文化なのか少しルーズなところはあると感じましたね。

繁忙期でも定時で帰る

繁忙期でも定時で帰ります。

とはいえ、少し残業はしますがほとんどが定時上がりです。

とある時に夜遅く一人で現場で作業をしていて、事務所に入ろうとすると鍵がしまってたり
で困ったことがありましたね。

わざとではなく、今まで夜遅くまで残業する人がいなかったためだったみたいです。

日本人は台湾で働きやすい

いかがでしたでしょうか?
台湾の現場で働いて感じたことでした。

この記事のポイントをまとめますね。

・台湾現地で仕事をすると働き方の考え方が変わる。
・台湾の人は明るくて親切
・日本人は台湾で働きやすい。

結論として日本人は台湾で働きやすいです。

台湾人は温厚で優しい人が多いからです。
日本人の忘れた温かいものを感じさせてくれる文化が残っていると感じます。
また、日本のアニメ、音楽の文化が浸透しており、親やすく感じますよ。

どの場所にいても良いも悪いものがあります。
それは仕方ないことですよね。

一度、機会がありましたら台湾に行かれてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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