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【締め切り間に合わない】知っておくと良いパーキンソンの法則とは

2021年7月24日

どうも、自身の短所と奮闘中の、てげゴリです。

今回は「パーキンソンの法則」についてのお話です。

こんなことってありませんか?

  • 納期に余裕があったはずなのに、納期ギリギリになってしまう
  • なんで仕事が遅くなってしまうの?
  • やる気はあるけど作業が終わらない。

「パーキンソンの法則」を知っておくと対策が導き出せるのです。

パーキンソンの法則とは、

人は与えられた時間やお金を与えられただけ使ってしまう傾向にあるということです。

簡単な例で例えるとアレです。

「夏休みの宿題が夏休みの終わりに追われてしまい終わらない」

こんな経験ありませんでしたか?

締め切りを間に合わせたい、お悩みを持つあなたに

「パーキンソンの法則」を理解することで、納期に間に合う方法を解説いたします!

1.パーキンソンの法則とは

まずはパーキンソンの法則について説明します。

1985年、英国の歴史学者シリル・ノースコート・パーキンソン

著作:「パーキンソンの法則:進化の追求」その中で提唱された法則です。

仕事の量は、完成のために与えられた時間を満たすまで膨張する。

出典:パーキンソンの法則

分かりやすくいい換えると

  • 人は与えられた時間いっぱいまで、作業時間が膨れてしまう。
  • 与えられた時間をある分だけ費やしてしまう心理が働く

パーキンソンの法則は、ビジネス、生活に関わることであり

常に意識すべきことが大事だといえます。

1-1 第1法則:仕事の量と時間について

第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

出典:パーキンソンの法則

人は時間に余裕があると全て使おうとする心理が働きます。

そのため以下のようなことが起こります。

  • 時間に余裕があると作業の取り掛かりが遅くなる
  • 時間があると集中力が欠けてしまう。

もし、ある業務に対して、納期がギリギリのになっている場合は第1法則が働いているということになります。

1-2 第2法則:出資額

これはお金に関しての考え方ですが、仕事にもあてはまります。

第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。

出典:パーキンソンの法則

収入に余裕があったのに、いつの間にかお金を使い切っているのも、第2の法則が働いています。

仕事に置き換えると、1週間の納期が余裕だったのに、いつの間にか1週間分の作業になっていることがあります。

クライアントの期待に答えようとするあまり、完成度に時間をかけてしまうことがあります。求められていないところに必要以上に時間をかけてしまい、提出が遅くなってしまう場合は第2法則が働いていると言えるでしょう。

2 対策方法について

「パーキンソンの法則」第1を仕事にあてはめて考えると、

  • 作業量を把握していない
  • 時間を浪費している

・クライアントから求められる必要以上のことをやっている

無意識にやっている可能性が見えてきます。

「パーキンソンの法則」を意識することで打開策を見出すことができるでしょう。

具体的な打開策を2つ紹介いたします。

2-1 自身で作業時間を設定する

この時間までに絶対に作業をやり切るを意識しましょう。

意識することで最大限の集中力を身につけることができます。

まずは1時間あたり作業量を把握しておきましょう。

記事を書く例として、文字数を時間単位で表します。

1時間あたり秒単位で表すと1時間 = 60分 = 3600秒 になります。

秒単位で文字数を考えます。

1時間 = 1文字1秒 = 3600文字

1時間 = 1文字3秒 = 1200文字

タイマーで1時間測り、自分がどれくらい文字数が書けるか分かります。

時間設定をすることで

  • 自身の能力が把握できる
  • 目標と自分の能力の差が見える

自身の能力と目標との差を知り、目標に向けて書くことにより、最大限の集中力が身に付きます。

常に時間設定を意識しましょう。

2-2 締め切り日を設定する

締め切り日を設定して、納期間近の提出を防ぎましょう。

以下の手順で

  • 1時間あたりの作業量を計算する
  • 1日に何時間やれば何日で達成できるかを考える

締め切り日を設定できます。

納期間近の提出を防ぐ以外にも以下メリットがあります。

  • 自分で設定したことを達成することで自信がつく
  • 余った時間を他の時間に使える
  • 思わぬ事態が起きたときに余った時間で対応できる

メリットを得られます。

締切日することを意識して作業を行いましょう。

3-3 必要なことだけに時間を使う

作業で必要なことだけを選び取りましょう。

無意識のうちに必要以外で時間を使っている可能性があります。

例えば、パワーポイントの資料で例えると、

時間に余裕がある状態でアニメーションやデザインに凝りすぎて時間をかけてしまう。

気づくと、時間が掛かりすぎて納期に間に合わなくなったことがあるのではないでしょうか?

必要な内容だけを考え、不要なものをやらない。

これも納期に間に合わせる重要なポイントといえます。

3 まとめ

重要なポイントをまとめます。

  • パーキンソンの法則」を理解する。
  • 人は与えられた分だけの時間を使う傾向にある。
  • 定められた日程に達するまで時間を使ってしまう。
  • 無意識に働く「パーキンソンの法則」を意識して対策を練る。
  • 自身で時間や日程を設定すること。
  • 必要、不要を考え必要な事だけを作業する。

以上がまとめとなります。

「パーキンソンの法則」を理解して間近の事態を防ぎましょう。

読んでいただきありがとうございました。

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